テレビ放送された映画の感想日記
2007年〜
  2007年10月4日       「コールド・マウンテン」    
 いきなり戦争のシーンから始まり、回想シーンがはさまったりするので
 筋がうまくつながらず分からないまま、すすんでいった。
 のどかな田園風景の素晴らしい景色に見とれているうちに 辛い恋が始まった。
 そして、すぐに志願兵として戦争に。。。悲しい別れ。。。
 南北戦争が舞台の「風と共に去りぬ」ほどのスケールの大きさはないけれど、
 残酷な行為が 日常的に行われるようになり、人間が人間の心を持たなくなって
 しまう戦争の悲惨さが分かって、辛い気持ちになった。
 ルビー(レニー・ゼルウィガー)は明るくてたくましい女性、
 彼女はお嬢さん育ちのエイダ(ニコール・キッドマン)を叱咤して、畑を耕し、
 苗を植え、家畜を育て生き延びる術を 教え込んでいく。
 ニコール・キッドマンは きりりとした美しさの女優さんだった。
 恋人役のルビー(ジュード・ロー)は かっこよかった〜〜
  あらすじ 映画資料により
 南北戦争末期、南軍兵士として戦場に送られたインマンは、重傷を負って病院に収容
 される。彼の脳裏に浮かぶのは、故郷コールドマウンテンと、恋人エイダの面影。
 彼女への愛が、彼に残されたたったひとつの確かなものだった。
 インマンは、死罪を覚悟で脱走兵となり、故郷へと向う。
 一方、父を亡くした牧場の令嬢エイダは、インマンとの再会だけを心の支えに、
 厳しい自然に耐え懸命に生きていた。そこに流れ者のルビーが現れ、
 エイダに逞しく生きる術を教える。牧場再建に尽力する中、戦争は終わりに近付き…。
 南北戦争末期の1864年。南軍兵士としてヴァージニア州の戦場に送られたインマンは、
 ゲリラ戦に出撃を命じられた結果、瀕死の重傷を負って病院に収容される。
 回復を待つ間、彼の脳裏に浮かぶのは、3年前に離れた故郷コールドマウンテンの
 懐かしい情景。
 そして、出征前にただ一度だけ口づけを交わした恋人エイダの面影だった。
 この世に1つだけ確かなものがあるとしたら、それは彼女への愛をおいて他にない。
 その想いに駆り立てられたインマンは、脱走兵として死罪に問われるのを覚悟で、
 故郷への道を歩み出す。一方、その間に父を亡くす不幸に見舞われたエイダは、
 生活の手段を失い、窮地に立たされていた。明日の食べ物にも事欠く苦境の中、
 インマンとの再会だけを心の支えに生きるエイダ。そんな彼女に、
 救いの手をさしのべる流れ者の女ルビー。
 彼女の指導を受け、辺境の地で生き抜く術を身につけていくエイダ。
 そして遂に、エイダの元へ、インマンが帰り着く日がやって来る…。

  2007年8月18日       「ホーンテッドマンション」    
 この映画のネット上の評価を読むと あまり良くないので期待しないで見た。
 期待しなかったせいか、思ったより、断然面白かった。
 霊が沢山出てきて、ちょっぴり怖かったり、純愛ストーリーで筋も良く出来ていて
 退屈する事もなく、楽しめた。
 エディ・マーフィの奥さん役のマーシャ・トマソンは、とってもきれいだった。
    あらすじ 映画資料により
 不動産業者のジム(エディ・マーフィ)は、共同経営者の妻サラ(マーシャ・トマソン)と
 2人の子供とともに、入り江にたたずむ大邸宅を訪ねる。
 主人から屋敷を売却したいと連絡があったのだ。
 壮麗なゴシック風の邸宅で、出迎えてくれたのは執事のラムズリー(テレンス・スタンプ)
 ジム達は勧められるまま主人エドワード(ナサニエル・パーカー)と夕食をとるが、
 突然の大雨で足止めをくらい、屋敷で一夜を過ごすことに…。
 人里離れた入江にたたずむエドワード・グレイシー邸…ニューオリンズの富豪が
 南北戦争以前に立てたという壮麗なゴシック風の大豪邸の前に、
 ジム・エヴァースは家族と一緒に立っていた。
 不動産業を営むジムは、妻のサラと二人の子供と週末の旅行に出かける途中だったが
 この家の主人グレイシーに急きょ呼び出されたのである。
 これほどの大豪邸の売却を仲介できれば、人生最大のビジネスチャンスとなる…
 期待に胸をふくらませるジムは、屋敷を覆う不気味な気配に気づいていなかった。
 元気よく扉を開くジム。だが、その扉の向こうには、ジムと愛する家族にとって
 想像を絶する悪夢が待ち受けていた…。
 ディズニーランドのアトラクションとして人気の"ホーンテッドマンション"に
 インスピレーションを受けた監督ロブ・ミンコフが、
 世界最高のSFX集団ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスと、
 特殊メイク・デザイナー、リック・ベイカーと共に、
 世界で最も有名なお化け屋敷を完璧に再現。
 主演はハリウッド・スターのエディ・マーフィ。
 次々と起こる信じられない怪奇現象に驚きながらも、
 愛する家族を守る陽気で勇敢な父親を演じている。
 だがなんと言っても見どころは、個性豊かなゴーストたち。
 次々と登場するおなじみのキャラクターは見る者をどんどん映画の世界へと
 入り込ませてくれる。お化け屋敷特有のドキドキ・ワクワクを盛り込んだ、
 まさに予測不可能なアトラクション・ムービーだ。
 大ヒットした『パイレーツ・オブ・カリビアン』に続き、
 ディズニーランドのアトラクションから新たな映画が生まれた。
 今度の舞台は“世界で最も有名な屋敷”ホーンテッドマンション。
 映画のそこかしこに本家アトラクションで見かけたインテリアやゴーストが!
 ディズニーランドのマニア度が高いほど、楽しめる内容になっている。
 青白い光を放つ美しいゴーストなどのSFXは『マトリックス リローデッド』や
 『スパイダーマン』を手掛けたソニー・ピクチャーズ・イメージワークスが担当。
 また「ゴースト的エレガンス」をコンセプトに制作された、
 豪華で洗練された邸宅の美術・衣装も秀逸。ちなみに、結構こわ〜い場面も。。。
 豪邸の主人エドワードが結婚するはずだったエリザベスと ウリ二つのサラを
 取り戻そうと 執事のラムズリーが たくらんだシナリオ。
 自殺ではなく執事に殺され、サラがエリザベスの生まれ変わりだった事が分かった。
 結局、エドワードとエリザベスは結ばれて、天国に登っていって、めでたし、めでたし。

  2007年7月7日       「シックスセンス」    
 フジテレビ「土曜プレミアム」でブルース・ウィリス主演の映画「シックスセンス」が
 放映されると聞いて 楽しみにしていた。
 小児精神科医が一人の少年を診察し、立ち直らせる過程を描くサスペンススリラー映画。
 死者が見える、そして話す事が出来るという少年の役はハーレイ・ジョエル・オスメント。
 この秘密を誰にも打ち明けられずに苦しむ8歳の少年、悲しい目で表現するオスメント少年
 の演技力には 感心した。主役はブルース・ウィリスよりオスメント少年の方かも。。。
 「シックスセンス」とは人間の持つ5つの感覚を超えた「第6の感覚」 霊感の事かな?
 幽霊が出てくるけど、怖いだけのホラー映画とは違う。
 親子愛、夫婦愛を描いた感動のサスペンス映画だと思った。
 俳優陣の素晴らしい演技による恐怖と感動が話題を呼び、大ヒット作となった映画だ。
 最後のどんえんがえしの結末は 前に別な映画で見た事がある。
 アクションスターとしてのイメージが強かったブルース・ウィルスだったけど
 この映画での小児精神科の医者の役、陰のある役もピッタリで素晴らしいな〜と思った。
    あらすじ
 小児精神科医の第一人者マルコム(ブルース・ウィリス)はある晩、
 妻アンナ(オリヴィア・ウィリアムス)と自宅にいたところを押し入ってきた
 10年前に治療した患者のヴィンセントに撃たれた。ヴィンセントは彼を撃つと自殺し、
 この事件は彼の魂に拭いがたい傷を残した……。1年後。フィラデルフィア。
 妻アンナと言葉を交わすこともできず悶々とする日々を送るマルコムは、
 他人に言えない秘密を隠して生きるあまり心を閉ざした8歳の少年コール
 (ハーレイ・ジョエル・オスメント)に出会った。彼の秘密とはなんと死者が見えること。
 彼はこの秘密を母リン(トニ・コレット)にも話せず、
 友達からも異常者扱いされて苦しんでいた。
 やがて、ふたりは心を通わせるようになり、コールはついに秘密を打ち明けた。
 死者は彼にいつも何かをさせたがっているというのだ。吐瀉物で汚れた少女の霊に
 会ったコールはマルコムに連れられてその少女の葬儀が行われている家へ行く。
 霊となった少女はコールに箱を手渡す。
 箱の中にはビデオがあり、そこには彼女の母親が少女を毒殺する姿が映っていた。
 少女の父親はそれで真実を知った。
 死者は彼に自分の望みを叶えてもらうことで癒されるのが望みだったのだ。
 ついにコールは悩みを克服し、母リンにも秘密を打ち明けた。
 一方、マルコムは妻アンナのことでまだ悩んでいた。
 コールはマルコムに彼女が彼女が眠っている時に話しかけてと助言した。
 その晩、マルコムは彼に背を向けて結婚式のビデオを見るうちに
 眠り込んだアンナに話しかける。
 彼女は寝言で「どうしてあたしを残して行ってしまったの?」と呟く。
 その途端、彼は全てを理解した。
 彼はヴィンセントに撃たれた時に死んだのだ。アンナへの思いとヴィンセントへの
 後悔の念が死者となった彼をこの世に引き留めていたのだ。
 かくして、望みが満たされて癒されたマルコムは天へ召された。

  2007年7月2日       「マーキュリー・ライジング」
 ブルース・ウィリス主演の「ダイハード」と「マーキュリー・ライジング」をテレビ放送でみた。
 2作品とも悪と戦うはみ出し刑事のハラハラドキドキのアクション映画だ。
 「マーキュリー・ライジング」では 両親を殺されてしまった自閉症の子供を守るために
 ハードな戦いに挑む刑事に拍手喝采! 結末は胸すっきり〜という勧善懲悪のストーリー。
 目を離す事の出来ない展開に テレビにくぎ漬け状態。筋も面白くて、はまってしまった。
 それで、今日放送されるという「ダイハード3」も楽しみにしていた。
 ニューヨークのビルがテロリストによって爆破された。
 次々と爆弾を仕掛けたという犯人からの電話に踊らされるブルース・ウィリス。
 こんな事ありえないという場面に大笑い! いつも、いつも危機一髪で助かる。
 死んでしまったらドラマはなりたたないと分かっていても ハラハラドキドキ!

  あらすじ
 FBIのヴェテラン囮捜査官アート・ジェフリーズ(ブルース・ウィリス)は 潜入捜査の際、
 強硬な突入で一味の少年を殺した上司といさかいを起こし 左遷された。
 そんなある日。
 自閉症ながらパズルには天才的な才能を見せる 9歳の少年サイモン(マイコ・ヒューズ)は
 マニアックなパズル雑誌に掲載された暗号を偶然解読してある場所に電話。
 彼は理解していなかったが、それは米国の全世界のスパイ網を保護する国家安全保安局
 の機密情報システムマーキュリーを解読する極秘コードだったのだ。

 責任者のクドロー中佐(アレック・ボールドウィン)は機密保持のため
 配下にサイモンの抹殺を命令、無理心中に見せかけて彼の両親を殺す。
 事件の捜査の応援に派遣されたアートは押し入れの奥に隠れていたサイモンを見つけた。
 アートはサイモンの父親(ジョン・キャロル・リンチ)の死体の手に残された銃に
 不審を抱き、事件が仕組まれたものと疑い、サイモンに護衛をつけさせるが、
 はたしてふたりを殺し屋が襲う。

 通常のコミュニケーションがとれないサイモンに手を焼きながらも危地を脱したアート
 は同僚のビッツィ(チ・マクブライド)の助けを得て敵の正体を探り出そうとする。

 アートに接触を図った暗号プログラマーのレオ(ボッジ・パイン・エルフマン)と
 ディーン(ロバート・スタントン)はあえなく殺された。
 だが、ディーンが生前に残した真実を記した告発状をアートは入手、
 クドローにサイモンの身の安全を保証するため、真実の公表を迫る。
 クドローは罠をかけてサイモンとアートの抹殺を図るが、
 事件の真相を知ったFBIが急行してふたりの命を救い、クドローは銃弾に倒れるのだった。

  2007年1月12日      「Shall We Dance?」
金曜ロードショーで
「Shall we Dance?」を見た。
役所広司主演の日本の
映画を リチャード・ギア
主演でリメークした映画だ。
大筋では 同じストーリー
だけどアメリカ人の生活感
の違いからか また別の
映画として楽しめた。
リチャード・ギアが魅力的
だった。    先生役の
ジェニファー・ロペスと
踊るラテンダンスは情熱的
 で ため息が出る程 素晴らしい踊りだった。 2人の練習のたまものと感心した。
 日本版「シャルウィダンス?」は、数年前にテレビの放送で見た。面白かった〜♪
 役所広司と原日出子が夫婦役。 草刈民代が上品で優雅な先生役。
 渡辺えり子、竹中直人が個性的な人物を演じていた。
 大笑いしたり、ダンスの素晴らしさに感心したり、最後はホロリしたりと
 とっても楽しい心に残る映画だった。 又 テレビ放映して欲しいな〜
 アメリカ版「Shall we Dance?」は、ハリウッドスターが それぞれの役をまた違った個性で
 演じていて、それはそれで楽しめた。
 特にジェニファー・ロペスはセクシーで 草刈民代とは違うタイプの先生だった。(笑)
 前に見た映画「イナフ」で、暴力夫をやっつけてしまう強い女性を演じていたけど、
 演技力のある素晴らしい女優だと思った。

  あらすじ
 弁護士のジョンは帰宅途中、ダンス教室の窓辺に佇む美しい女性を見かけ、
 その物憂げな姿に心奪われる。
 ある夜、途中下車して教室に足を踏み入れたジョンは、
 そのまま入門クラスのレッスンを受けることに。
 窓辺の女性、ポリーナの姿を追いながら、ダンスの楽しさを覚えていくジョン。
 やがてジョンは、ダンスコンテストに出場するボビーのパートナーに選ばれる。
 その頃、妻のビヴァリーはジョンの変化に気付き、探偵を雇うことに…。
 結局は社交ダンスを習っている事を知り、競技大会に出る夫を応援に行く。
 最後には夫婦で社交ダンスを趣味として始めるようになり、ハッピーエンド♪

 単調な生活を送る男が、社交ダンスの楽しさを知り、人生の喜びを見出していく姿を描いた。
 アメリカならではの味付けはあるものの、原作に忠実なハートフル・ドラマ。
 特にキャラクター設定は、オリジナルの風合いを受け継いでいる。
 今回はより優雅にナイスミドルの魅力を発揮する。
 竹中直人が演じた濃い同僚をスタンリー・トゥッチ、
 渡辺えり子が演じたコンテストのパートナーをリサ・アン・ウォルターが熱演。
 さらにマドンナ役にはジェニファー・ロペス、
 ジョンの妻にスーザン・サランドンという豪華な顔ぶれを揃え、思い切り笑い、
 ほろリと泣かされ、安心して楽しめるエンターテイメント作となった。
オリジナル版で原日出子が演じた妻は、夫の浮気を疑いながらも
口に出しては言えない、古風で日本的な専業主婦。
しかしリメイク版では、妻はアパレル勤務のバリバリの
キャリア・ウーマン。
そして物語が進むにつれて妻の存在がどんどんクローズアップされ
夫婦関係を描くことに重点が置かれていく。
役所広司ふんする主人公は、ボタン会社の冴えない課長。
かたやリメイク版ではリチャード・ギアは遺産担当の弁護士である。
のっけから“冴えない”“くたびれた”感は全くなく、
どちらかといえば仕事にも家庭にも恵まれた
“カッコイイ”中年男性といった印象だ。
しかしながら、“どこか人生にむなしさを感じている”と
いう心情はどちらも同じ。
草刈民代のかもし出すはかなげな美しさ、
そしてジェニファー・ロペスの肉感的な美しさ。
“どこか影のある”ヒロイン像は残しながらも、
役者自体のもつエネルギーが完全に真逆なのが面白い。
口数も少なく、おしとやかな設定のヒロイン(ロペス)が
情熱的なラテン・ダンスで一気に魅せるシーンは圧巻。
このシーンは映画最大の見どころのひとつ。  

  2007年1月1日       「ミリオンダラー・ベビー」 
 12月にテレビで放映されたクリント・イーストウッド主演、監督の「ミリオンダラー・ベビー」を
 録画しておいたので見た。 去年、6月に見に行く予定だったのに、私が体調が悪くなって
 見に行く事が出来ずに、心残りだった映画なので 1月1日に見ようと楽しみにしていた。
 題名から「ロッキー」の女子ボクシング版かな〜と思っていたけど、違っていた。
 アカデミー賞で 4部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞)を取ったのは
 納得と思った。 見終わってから ずしんと胸にひびいてきた。
 尊厳死を扱った映画で 考えさせられたけど 辛い気分にもなった。
 百万ドルのファイトマネーを賭けたタイトル・マッチの試合で 不意の反則攻撃により
 倒され全身麻痺になってしまう。寝たきりになってしまった主人公。
 自分の娘のような気持ちになっていた年老いたトレーナーのフランキーの取った行動は
 辛い選択だった。 そして姿を消してしまったフランキー(クリント・イーストウッド役)。

 実の娘に縁を断たれた初老のトレーナーと、苛酷な境遇の女性ボクサーの間に
 生まれた絆を描くヒューマン・ドラマ
  あらすじ
 トレーラー育ちの不遇な人生から抜け出そうと、自分のボクシングの才能を頼りに
 ロサンゼルスにやってきた31歳のマギー(ヒラリー・スワンク)。
 小さなボクシング・ジムを経営する名トレーナーのフランキー(クリント・イーストウッド)に
 弟子入りを志願するが、女性ボクサーは取らないと フランキーにすげなく追い返される。
 だがこれが最後のチャンスだと知るマギーは、ウェイトレスの仕事をかけもちしながら、
 残りの時間をすべて練習に費やしていた。
 そんな彼女の真剣さに打たれ、ついにトレーナーを引き受けるフランキー。
 彼の指導のもと、めきめきと腕を上げたマギーは、試合で連覇を重ね、
 瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。同時に、実娘に何通手紙を
 出しても送り返されてしまうフランキーと、家族の愛に恵まれないマギーの間には、
 師弟関係を超えた深い絆が芽生えていく。そしていよいよ、百万ドルのファイトマネーを
 賭けたタイトル・マッチの日がやってきた。
 対戦相手は、汚い手を使うことで知られるドイツ人ボクサーの"青い熊“ビリーだった。
 試合はマギーの優勢で進んだが、ビリーの不意の反則攻撃により倒され、
 マギーは全身麻痺になってしまう。
 寝たきりの生活になり、やがて死を願うようになった彼女。フランキーは悩みながらも、
 マギーの呼吸器を外して安楽死させてやる。
 それから彼は、長年の友人である雑用係のスクラップ(モーガン・フリーマン)らを残し
 自分のジムから姿を消してしまうのだった。

 
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